夕方のセッション中、お客様のフォームを見ながら、自分のお腹の張りが気になって仕方ありませんでした。
ここ1週間ほど、食事を見直してタンパク質を増やしていました。白米や締めのラーメンを減らした分、プロテインを1日2回に増やし、肉や卵も意識して食べるようにしていたのです。
体重は少しずつ落ちていましたが、そのかわりにお腹がずっと重たい。出るものも、なかなか出ません。
セッションの合間には、お客様の前で油断できないものが出そうになるのを、ひそかにこらえていました。
トレーナーとして、お客様にプロテインをすすめることはよくあります。ただ、自分のお腹でこうなるとは思っていませんでした。
プロテインでお腹が張る主な原因
プロテインでお腹の調子が崩れる原因としては、次のようなことが考えられると言われています。
乳糖がうまく分解できない 牛乳を原料にした「ホエイプロテイン」の一部には、乳糖が含まれています。日本人は乳糖を分解する力が弱い人が多いとされていて、お腹が張ったり、ゆるくなったりすることがあるようです。
一度にとる量が多い タンパク質を一度に大量にとると、消化しきれなかった分が腸に届き、腸内で発酵してガスが増えることがあると言われています。
食物繊維が足りない 糖質を減らすときに、米や麺だけでなく、野菜や果物まで減ってしまうことがあります。食物繊維が不足すると、便秘になりやすいと考えられています。
水分が足りない タンパク質を多くとると、体はその分解のために水分を使うと言われています。水分が足りないと、便が硬くなりやすいようです。
私の場合は、どうやら全部が当てはまっていました。
40代は胃腸の働きも変わってくる
年齢とともに、胃腸の働きもゆるやかになっていくと言われています。
若い頃と同じ感覚で食べ方を急に変えると、胃腸がついていけないこともあるのかもしれません。
胃腸の状態は、男性ホルモンや活力とも関わっていると考えられています。詳しくは胃腸とホルモンの関係や消化器と生活習慣をご覧ください。
私が見直したこと
調べた内容をもとに、次のように変えてみました。
- ホエイプロテインを、乳糖の少ない「WPI(ホエイプロテインアイソレート)」に変える
- 1回の量を減らし、食事でとるタンパク質と合わせて1日の中で分ける
- 野菜、きのこ、海藻を、毎食少しずつでも加える
- 水を意識して多めに飲む
- 納豆やヨーグルトなど、腸の調子を整えると言われる食品をとる
乳糖が気になる人は、大豆を原料にした「ソイプロテイン」を選ぶという方法もあるようです。
数日たつと、お腹の張りはずいぶん落ち着いてきました。セッション中にひそかに力を入れる必要も、なくなりました。
プロテインは「足りない分を補うもの」
プロテインとAGAの関係については、プロテインとAGAの関係でも書いていますが、プロテインはあくまで食事で足りない分を補うものだと思います。
体にいいからといって急に量を増やすと、今回のように別のところに無理が出ることがあります。
トレーニングのお客様には「体の反応を見ながら、少しずつ調整しましょう」とお伝えしています。今回は、それを自分のお腹で学び直しました。
気になる症状が続くときは
お腹の張りや便秘は、食事の見直しで良くなることも多いと言われています。
ただ、次のような症状がある場合は、別の病気が隠れている可能性もあるため、早めに医療機関を受診することが大切だとされています。
- 便に血が混じる
- 強い腹痛が続く
- 急に便通のパターンが変わり、それが続く
- 体重が理由もなく減っていく
お腹の不調が続く場合は、自己判断せず、専門家に相談してみることをおすすめします。
個人の体験・見解に基づく内容です。症状には個人差があり、効果を保証するものではありません。気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。


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