来週末、彼女と初めて一泊の旅行に行くことになりました。
宿の予約を済ませ、スマホの画面を閉じたとき、楽しみな気持ちと一緒に、小さな不安がよぎりました。
離婚してから、誰かと真剣に付き合うのは久しぶりです。人からは落ち着いて見られることが多いのですが、実は恋愛になると急に心配性になるタイプで、それを表に出さないようにしているだけなのです。
頭の片隅にあるのは、以前の「思うようにいかなかった夜」のことでした。
先日、男友達との飲みの席でその話をしたところ、「俺も新しい相手のときはそうだった」と、意外なほどあっさり返ってきました。
どうやら、珍しい悩みではないようです。
緊張とEDの関係
EDの原因は、大きく分けて体の問題によるものと、心の問題によるものがあると言われています。
新しいパートナーとの関係で起こりやすいのは、後者の「心因性」と呼ばれるタイプです。
勃起は、体がリラックスしているときに働く副交感神経が優位になることで起こりやすいとされています。
反対に、緊張や不安を感じると交感神経が優位になり、血管が収縮しやすくなります。つまり「うまくやらなきゃ」と力が入るほど、体は勃起しにくい状態に向かってしまうということです。
不安が不安を呼ぶ悪循環
心因性のEDでやっかいなのは、一度うまくいかなかった経験が、次の不安を生みやすいことだと言われています。
- 一度、思うようにいかなかった
- 「次もダメだったらどうしよう」と考える
- 緊張して、また思うようにいかない
- 不安がさらに大きくなる
この悪循環は、パフォーマンス不安と呼ばれることもあるようです。
新しいパートナーの場合は「がっかりさせたくない」「年齢のせいだと思われたくない」という気持ちも重なりやすく、なおさら力が入ってしまうのかもしれません。
40代ならではの事情
40代になると、体の側の変化も少しずつ重なってきます。
血管の状態についてはコレステロール値とEDの関係でも触れましたが、若いころより余裕が小さくなっているところに緊張が加わると、影響が出やすくなるとも考えられます。
また、私のように久しぶりの恋愛となると、「ブランク」そのものがプレッシャーになることもあります。
ちなみに、緊張をほぐそうとお酒の量が増えるのは逆効果になりやすいそうです。毎日飲んでいる身としては耳が痛いのですが、飲みすぎは勃起にとってはマイナスに働くと言われています。
心因性かどうかの目安
心因性のEDの場合、次のような特徴があると言われています。
- 朝、目覚めたときに自然な勃起がある
- ひとりのときは問題がない
- 特定の場面や相手のときだけうまくいかない
- 症状が急に始まった
ただし、あくまで目安です。心の問題と体の問題が重なっていることも多いので、自己判断だけで決めつけないほうが良いと思います。
私が意識していること
完璧を目指さないこと。
トレーニングでも、フォームを気にしすぎて体がガチガチになるお客様には「一回、肩の力を抜きましょう」と声をかけます。自分に同じ言葉をかけるのは、意外と難しいものです。
旅行に向けて、私が意識しているのは次のようなことです。
- 前の晩はしっかり眠る
- 当日のお酒はほどほどにする
- 「うまくやること」より「一緒に過ごす時間」を楽しむ
そして、もし不安が続くようであれば、ひとりで抱え込まないことも大切だと思っています。
EDの治療を行うクリニックでは、心因性のEDにも対応しているところが多く、相談することで気持ちが軽くなることもあるようです。
EDの症状と合わせて気になる変化がある場合は、自己判断せず、専門家に相談してみることをおすすめします。
個人の体験・見解に基づく内容です。症状には個人差があり、効果を保証するものではありません。気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。


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