肥満・メタボリックシンドロームとEDの見過ごせない関係

ED

体組成計に乗って、ふと数字を二度見しました。

体重も筋肉量も、いつも通りの数字です。ただ、内臓脂肪のレベルだけが、去年より一段階上がっていました。

見た目はそれなりに引き締まっているつもりです。ただ、毎日の酒と、締めの一杯を我慢できない性格が、体の内側では確実に蓄積していたようです。

トレーナーだから太らない、というのは幻想だったのかもしれません。

「隠れ肥満」とEDの関係

見た目が痩せている、あるいは筋肉質であっても、内臓脂肪だけが多い「隠れ肥満」の状態はあり得ると言われています。

内臓脂肪が多い状態が続くと、血管の内側にダメージが蓄積しやすくなり、動脈硬化が進行しやすくなるとされています。

陰茎への血流は、体の中でも特に細い血管を経由しているため、こうした血管ダメージの影響を早い段階で受けやすい部位だと言われています。

つまり、見た目の体型とは関係なく、内臓脂肪の蓄積そのものがEDのリスクを高める可能性がある、ということのようです。

メタボリックシンドロームという概念

内臓脂肪の蓄積に加えて、血圧・血糖値・脂質のうち2つ以上が基準値を超えると、「メタボリックシンドローム」と診断されると言われています。

以前の記事(高血圧の薬とED、糖尿病予備軍がEDのサインに気づけない理由)で書いた血圧や血糖値の話も、実はこのメタボリックシンドロームという一つの傘の下に繋がっているようです。

バラバラに指摘されていた数値が、実は同じ根っこから来ている可能性がある、ということに、今更ながら気づかされました。

「毎日飲む」習慣が積み重ねているもの

自覚はしていましたが、改めて突きつけられると重みが違います。

  • ほぼ毎日の飲酒
  • 締めの一杯(ラーメンなど)を断れない
  • 会食が多く、外食中心の食生活

一つひとつは大したことないと思っていても、これが何年も積み重なれば、体の内側では相応の変化が起きていて当然です。

トレーニング指導は誰よりも真剣にやっているつもりなのに、自分の生活習慣にはこれほど無頓着だったのかと、正直情けなくなりました。

見た目より、数字で確認する習慣を

体型が引き締まっていても、内臓脂肪や血液検査の数値まで安心とは限らない。

これは、トレーナーという仕事をしていても、決して例外ではないようです。

見た目の変化がないからと油断せず、定期的に体組成計や血液検査で内側の状態を確認する。そして気になる変化があれば、生活習慣の見直しと合わせて、専門家に相談してみることをおすすめします。


個人の体験・見解に基づく内容です。症状には個人差があり、効果を保証するものではありません。気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。

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